Newsニュース

活動報告

【JIN法人会員向けイベントの開催レポート】 「オープンイノベーション推進組織の役割~推進リーダーは何をすべきか~」

2016712日(火)、一般社団法人Japan Innovation NetworkJIN は、ナインシグマ・ジャパンのヴァイスプレジデント(VP)松本氏をJINオフィスにお招きし、JIN法人会員向けイベント「オープンイノベーション推進組織の役割~推進リーダーは何をすべきか~」を開催しました。

■JIN紺野代表理事 挨拶

no1

18時よりイベントをスタートし、初めにJIN代表理事の紺野登氏より、「オープンイノベーションの目的とは」と題して説明を行いました。また、各参加者にオープンイノベーションに関するアンケートに回答いただくとともに、参加者同士でディスカッションを行っていただきました。

ナインシグマ・ジャパン松本VP プレゼン「オープンイノベーション推進組織の役割~オープンイノベーション推進リーダーは何をすべきか~」

no2

 続いて、ナインシグマ・ジャパンVPの松本毅氏が登壇し、従来の業界内相互補完型のクローズドイノベーションから、異分野を含めた創造型のオープンイノベーションへの転換が必要であるとのメッセージとともに、松本氏ご自身のご経験をもとに、オープンイノベーションをスタートする、仕組みを創る、成果を出す、という各フェーズでのポイントについてご説明いただきました。

■JIN紺野代表理事とナインシグマ・ジャパン松本VP、参加者とのディスカッション

no3

 JIN紺野代表理事とナインシグマ・ジャパン松本VPに参加者も交えて、イベント冒頭のアンケート結果を基に、ディスカッションを行いました。

 アンケート結果では、オープンイノベーションが求められる背景としての変化について、多くの参加者から「ビジネスモデルの変化」、「変化の加速化」、「本業の陳腐化」といった、本業の変革を迫る事業環境変化があげられました(表1参照)。

表1:オープンイノベーションが求められる背景としての変化

no4

N=21、複数回答可

 一方、そのような事業環境変化の中で、自社のオープンイノベーションの進化レベルについては、参加者の9割以上から低い(「やや低い」、「低い」、「とても低い」)との回答があり、今後さらにオープンイノベーションを推進する必要性を再認識しました(表2参照)。

表2:自社のオープンイノベーションの進化レベル

no5

—————–

一般社団法人Japan Innovation NetworkJIN)事務局