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ノーベル経済学賞が示したイノベーション・マネジメントシステムの重要性:ISO56001の与えるインパクト [Dell Technologies・Mott MacDonald 事例]

イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の認証規格:ISO56001についての最新情報をお届けする「JIN ISO56001 Open Days」の第2弾! 
 
 ISO56001が発行されてから約1年。世界の先進企業が「イノベーションを再現可能・持続的にするシステム」としてIMSを導入し始めています。IMSは企業のイノベーション力だけでなく、今後、国の政策、個人の能力開発にも大きく関わってきます。
 
そして、今年のノーベル経済学賞が「イノベーションこそが企業の成長のエンジンであり、体系立てた組織的な取り組みとして起こすものである」という、ジョエル・モキア、フィリップ・アギヨン、ピーター・ハウイットの三教授の「イノベーション駆動の経済成長の解明」に授与されたことは、まさにこの流れを強く後押しするものです。
 
JIN ISO56001 Open Days 2では、スウェーデン、アイルランド、イギリスからイノベーション・マネジメントの実践者をお招きし、今後IMSが企業のイノベーション力に加えて国の政策や個人の能力開発にどう関わっていくか、またIT企業とエンジニアリング企業におけるIMS導入事例について、リアルな経験を共有して頂きます。ぜひご参加いただき、世界の動きを肌で感じてください!

【アジェンダ(予定)】
1. はじめに「なぜ、いまイノベーション・マネジメントシステム(IMS)が求められるのか?」
Japan Innovation Network  Chairperson理事 紺野登
 

2. 講演「ISO56001が国・企業・個人に与えるインパクト」
Partner, Amplify(スウェーデン)Magnus Karlsoon氏

3. IMS導入事例「世界企業の実践から学ぶIMSの効果」
Dell Technologies社の事例:Founder & Innovation Practitioner, Perfect Link(アイルランド)Suzanne Lynch氏
Mott MacDonald社の事例:Director of Innovation Management, Mot MacDonald(イギリス) Jon Rains氏

4.パネルディスカッション「どのようにISO56001を活用し、組織のイノベーション能力を高めるか?」
[パネリスト]
Partner, Amplify, Magnus Karlsoon氏
Founder & Innovation Practitioner, Perfect Link, Suzanne Lynch氏
Director of Innovation Management, Mot MacDonald, Jon Rains氏
Japan Innovation Network  ディレクター 尾崎弘之
[モデレーター]
Japan Innovation Network  IMSAPエグゼクティブディレクター 荻原直紀

 

【言語】日本語・英語(AI同時通訳あり)
【参加費】無料
【開催形態】Zoomウェビナー(参加ご登録頂いた方に追ってZoomリンクをお送りします)
【参加ご登録方法】Peatixよりご登録ください
>>https://jin-iso56001opendays2.peatix.com
※初めてPeatixをご利用される場合は、アカウントの作成(無料)が必要です

【登壇者紹介】
Magnus Karlsson氏
:エリクソン社において新規事業開発とイノベーションのディレクターを務め、エリクソン社のイノベーション・マネジメント構築を牽引した経験を持つ。現在は、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の国際標準化機構(ISO)における専門家として、ISOの委員会であるTC279におけるスウェーデンの国内審議委員長を務める傍ら、企業・組織のIMS導入サポート、イノベーションマネジャー育成、 イノベーション能力向上の支援を世界中の企業・組織に行っている。
Suzanne Lynch氏:これまで20年以上に渡って、イノベーション・マネジメントの企業や組織への導入を支援。現在は、アイルランドにあるDell Technologies(EU内の製造、開発、営業のハブ機能を持つ)に対して、ISO56001の認証取得に向けてIMSの更なる成熟、能力育成など様々な支援を提供している。
Jon Rains氏:英国Mott MacDonald社のイノベーションディレクターとして、同社におけるイノベーション・マネジメントシステムの導入をリードしている。組織的・体系的なイノベーション・マネジメントの重要性を理解し、ISO56000シリーズに則ったIMS構築を2018年から牽引している。企業におけるIMS導入初期の難しさから、成熟に至る過程での組織への浸透の難しさなどを熟知している。現在は、ISOの委員会であるTC279に英国代表として参画し、規格作りにも貢献している。