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JINイノベーション便り

[2021/6/28号] JINフェロー制度のお知らせ&特許庁の動きに注目!

1. フェロー制度のご紹介

2013年7月のJIN創業以来、多くの方々との協働で「Innovation Nationへの変革を大企業の変革を通して行う」という仕事をしてきました。今回、既存のフェロー制度を大幅にパワーアップし「イケてる人」をフェローとしてお招きして、より大規模、大っぴらに具体的なプロジェクトなどで協働を加速していくことにしました。
今般、フェローの皆様のご賛同を得て皆さんをHPの上でご紹介できることになりましたのでお知らせします。

フェローの皆さんとは、西口個人としてもお付き合いがあり、かつ、尊敬申し上げている方々で、中には、すでに8年間一緒にお仕事をしている方もいます。皆さん、ご自分でワクワク・ドキドキの実に良いお仕事をしていらっしゃる本当に素晴らしい方々です。皆さんの正式なプロフィールはJIN HPをご高覧頂ければ幸いです。

今後も、フェロー制度は充実させて参りますので、新たなメンバーが加わった時にはお知らせいたします。

2. 特許庁の新しい動き

皆さん、最近、特許庁のホームページをご覧になりましたか?
糟谷長官のもとで、組織の存在意義も含めて徹底的な見直しを行い、変身し始めているようです。特許庁HPで大変興味深いメッセージを打ち出しておられますので、そのメッセージの一部を掲載させて頂きます。

<ミッション>(使命・目的・存在意義)
「知」が尊重され、一人ひとりが創造力を発揮したくなる社会を実現する

<ビジョン> (ミッションのために組織は何を成すのか)
産業財産権を通じて、
未来を拓く「知」が育まれ、新たな価値が生み出される
知財エコシステムを協創することで、イノベーションを促進する

<バリュー>(ビジョンのために職員はどのような指針で行動・判断するのか)
・透明性をもって、公正、公平に実務を行う
・ユーザーの立場で考える
・前例にこだわらず、改善を続ける
・プロフェッショナルとして主体的に行動する
・特許庁全体の視野に立つ

<ステートメント>
とても良い内容です。敢えてここでは掲載しませんので、ぜひ、特許庁HPをご覧ください。

特許庁が、知の創造を通したイノベーション活動を強力に推進する存在であることが明確に謳われています。 ポイントは「知財」ではなく、「知」と言う言葉を使っているところではないでしょうか?

世界が知識創造の競争の真っ只中にいる中で、知そのものに焦点を当て、イノベーション促進を前面に打ち出している強い意気込みが伝わってきます。一方、知の創造を軸足において社会価値の実現と事業成長を同時に進めていくには、イノベーション・マネジメントシステムが欠かせないと言えます。特許庁の動きから、しばらく目が離せません。