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JINイノベーション便り

[2021/7/29号] SDGs達成のため国連開発計画(UNDP)との協働企業を募集します!

SDGsはCSRではありません。イノベーションの機会と捉えるのが正しいのです。

その考えの下に、国連開発計画(UNDP)とJIN共同でオープンイノベーションプラットフォームSHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)を2016年から運営しています。SHIPでは、日本企業の事業を通じたSDGsの達成をめざして、国連機関との連携を強化しています。

2020年から、内閣府の拠出金を原資とする「Japan SDGs Innovation Challenge(JSIC)」の運営をしています。
これは、UNDPが世界91ヵ所に展開しているイノベーション拠点UNDP Accelerator Labs(A-Labs)が特定した現地課題を日本企業とA-Labが連携して解決策とビジネスモデルを創出するプロジェクトです。
国際機関と企業が合同でイノベーション活動を行う先進的なケースといえます。

2020年から3つの企業・団体と共に以下の4か国でプロジェクトを行い、現地政府や自治体からも評価される大きな成果が生み出されました。
「インド」:ブロックチェ―ンを活用したスパイスバリューチェーンの効率・透明性・公平性の向上
「フィリピンとベトナム」:衛星画像を活用した河川や海岸におけるプラスチックゴミ流出スポットの検出
「トルコ」:プレイスメイキング手法を活用した住民参加型の公共スペースのデザイン

2021年も日本企業からの解決策の提案を8月から募集します(9月30日〆切)。今年度の国別テーマは次の三つです。
「マレーシア」:コミュニティ向け太陽熱乾燥機の開発および適切な食品保存方法の検討
「ブルキナファソ」:降雨予測情報を農家に提供するモバイルアプリの開発
「インドネシア」:災害早期警戒システムと情報収集のためのウェアラブル機器の開発
>募集要項はこちら

8月4日(水) 14:00-15:30に、2020年プロジェクトの成果報告と、2021年プロジェクトの詳細説明を行いますので、ぜひ気楽にご参加下さい。
>参加登録はこちら

SDGsの達成期限まで残すところ9年。コロナ禍で後退した目標も多いなか、SDGs達成に向けて日本企業のイノベーション力、技術力、そして真摯な姿勢が世界から求められています。まずは、プロジェクトについて情報収集してみませんか?