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活動報告

6月27日~7月1日 オーストリアのウィーンに本部を構える国連工業開発機関(UNIDO)にて開催のISO国際会議に、西口代表理事と尾﨑マネージャーが出席しました

ISOとUNIDOはこれまで5年以上かけてイノベーション・マネジメントシステム(IMS)規格の制定・浸透・発展に関して様々なコラボレーションをしてきました。
今回ISO56001要求事項の規格開発が開始されたこの重要なタイミングで、ISO-UNIDOの共催で下記2つのイベントが開催されました。
詳細はUNIDOホームページを参照ください

1. UNIDO-ISO イノベーション・セミナー(6月27日開催)
UNIDO事務次長、ISO事務局長代理、 モロッコ産業貿易大臣が登壇し、まさに世界中がイノベーション大競争時代に突入している今、イノベーションの成功確率を上げるIMSという考え方や、それが国際規格化されることの重要性について、国際機関や国の政策の観点など、様々な視点で議論が行われました。 また、達成が危ぶまれているSDGsへの貢献として、IMSがゲームチェンジャーになり得る可能性についても議論がなされました。

2. UNIDO-ISO イノベーション・ラボ(6月30日開催)
各国のIMS専門家とUNIDOイノベーション責任者によるパネルディスカッションが行われました。ドイツ、ブラジルのIMS専門家に加えて、日本代表としてJIN代表理事の西口が登壇しました。既存組織における共通言語としてのIMSの重要な役割に加えて、特にアフリカ諸国のSDGs達成における有力なツールになりうるという点について活発な議論が行われました。国際協力の分野においてもIMSが有効なツールとして活用される日が間近に迫っています!