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【JIN法人会員向けイベントの開催レポート】 「オープンイノベーション推進組織の役割~推進リーダーは何をすべきか~」
2016年7月12日(火)、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN) は、ナインシグマ・ジャパンのヴァイスプレジデント(VP)松本氏をJINオフィスにお招きし、JIN法人会員向けイベント「オープンイノベーション推進組織の役割~推進リーダーは何をすべきか~」を開催しました。
■JIN紺野代表理事 挨拶
18時よりイベントをスタートし、初めにJIN代表理事の紺野登氏より、「オープンイノベーションの目的とは」と題して説明を行いました。また、各参加者にオープンイノベーションに関するアンケートに回答いただくとともに、参加者同士でディスカッションを行っていただきました。
■ナインシグマ・ジャパン松本VP プレゼン「オープンイノベーション推進組織の役割~オープンイノベーション推進リーダーは何をすべきか~」
続いて、ナインシグマ・ジャパンVPの松本毅氏が登壇し、従来の業界内相互補完型のクローズドイノベーションから、異分野を含めた創造型のオープンイノベーションへの転換が必要であるとのメッセージとともに、松本氏ご自身のご経験をもとに、オープンイノベーションをスタートする、仕組みを創る、成果を出す、という各フェーズでのポイントについてご説明いただきました。
■JIN紺野代表理事とナインシグマ・ジャパン松本VP、参加者とのディスカッション
JIN紺野代表理事とナインシグマ・ジャパン松本VPに参加者も交えて、イベント冒頭のアンケート結果を基に、ディスカッションを行いました。
アンケート結果では、オープンイノベーションが求められる背景としての変化について、多くの参加者から「ビジネスモデルの変化」、「変化の加速化」、「本業の陳腐化」といった、本業の変革を迫る事業環境変化があげられました(表1参照)。
表1:オープンイノベーションが求められる背景としての変化
N=21、複数回答可
一方、そのような事業環境変化の中で、自社のオープンイノベーションの進化レベルについては、参加者の9割以上から低い(「やや低い」、「低い」、「とても低い」)との回答があり、今後さらにオープンイノベーションを推進する必要性を再認識しました(表2参照)。
表2:自社のオープンイノベーションの進化レベル
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一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)事務局