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JINイノベーション便り

[2020/7/8号] 第2回「JINオープン・イノベーション対話シリーズ」でOKIのイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」についてご紹介頂きました

Withコロナ時代において社会の前提条件が急激に変わりつつあるなか、非連続なイノベーションの必要性はこれまでになく高まっています。そこで、JINでは事業会社のイノベーション活動、とくにオープン・イノベーションに取り組む方々との対話を続け、多くの人々に気づきと実践の機会を提供したいと考え、2020年6月より「JINオープン・イノベーション対話シリーズ」(無料・ZOOM)をスタートしました。毎月第一金曜日の朝10:00から1時間の定例会です。毎回、テーマに合わせた有識者・実践者をゲストにお招きし、松本常務理事、参加者の皆さまとの対話の場としています。

7月3日(金)に行われた第2回は、イノベーションパートナーとしてお付き合いの深いOKI(沖電気工業株式会社) 執行役員 Chief Innovation Officer(CINO)の横田俊之氏をお招きし、「OKIのイノベーション・マネジメントシステム Yume Pro」についてご講演いただきました。200名を超える参加者の皆さまからはリアルタイムで重要なご質問が寄せられ、イノベーションの目的や手法、仕組み化にまつわる活発な議論が行われました。当日の具体的な質問内容を、以下に一部ご紹介します。

「イノベーション活動のROIや収益性が、別部署から厳しく問われることはないのか?社内でそのような議論に陥らないためにはどうしたらよいか?」「イノベーション活動は、通常の商品開発や品質管理のプロセスとは別軸で考えているのか。事業化する際に、既存部署へ円滑にバトンタッチするための心掛けはあるか?」「社内のイノベーション塾ではどのような教育をしているのか?」

これらは、どの会社も悩んでいる内容であり、簡単な答えはありません。しかし、ISO 56002(イノベーション・マネジメントシステム)が世界に普及していく中で、どの国も取り組んでいるテーマであり、世界に先駆けて答えを出す気概が日本企業には求められているのではないでしょうか?

OKI「Yume Pro」の詳細は、同社ウェブサイトや「CINOのつぶやき(チノつぶ)」でご覧いただけます。

なお、JINでは、ISO 56002(IMS:イノベーション・マネジメントシステム)に基づいた貴社IMSのアセスメントとIMSのグランドデザインを行うIMSAPキャンプなど多様なイノベーション 加速支援プログラムを用意しております。よろしくご検討ください。

さて、第2回の熱気が冷めやらぬ中ですが、第3回は8月7日(金) 10:00-11:00に、三井化学株式会社 新事業開発センター長 善光洋文氏に話題提供をいただきます。お申込はこちらですので、皆さま奮ってご参加ください。