活動内容


国際規格ISO56000シリーズをもとに「イノベーション経営」の成功確率を上げる

Japan Innovation Network(JIN)は2013年の設立以来、「イノベーション経営」の啓蒙・浸透活動、導入支援、調査、アドバイザー業務を行ってきました。2015年からは、国際標準化機構(ISO)のイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の規格開発を行う多国籍委員会で、日本の国内審議団体を代表して、規格内容に関する意見集約と国際交渉を推進しています。

JINでは、世界各国が合意したこの国際規格「ISO5600シリーズ:イノベーション・マネジメントシステム」を活用しながら、組織の現状を分析し、最適なIMSのデザインと実装、そして継続を支援する「イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム(IMSAP)」、「イノベーション・マネジメントプロフェッショナル(IMP) 能力開発プログラム」の提供、SDGsをイノベーションの機会と捉える「SDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)」や「イノベーション・マネジメントシステム(IMS)ネットワーク」の運営などの活動を行っています。


01|イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム(IMSAP)
Innovation Management System Acceleration Program

イノベーション課題を経営システムとして解決するためのプログラム

既存組織からイノベーションを起こせないと言う課題は、日本企業独自のものではなく、世界共通です。そのため、既存組織からイノベーションを起こすためのマネジメントシステムの国際規格の検討がISOにて2013年より始まり、2019年には産業史上初のイノベーション・マネジメント国際規格56000シリーズの中枢規格であるISO65002が発行されました。

イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の目的は、不確実な状況で新しい価値を実現する能力を高めることであり、イノベーションの対象には新しい製品、サービスだけでなくプロセス、ビジネスモデルなどが含まれます。

IMSAPはISO56000シリーズに準拠し、組織のイノベーション課題を経営システムとして解決するためのプログラムです。

IMSAP短期集中講義およびIMSAPスタジオで集中的にISO56000シリーズの基礎的知識を学び、次にIMSAPのキャンプⅠでIMSに関わる現状分析(IMSアセスメント)を行います。その結果に基づき、キャンプⅡで自社独自のIMSをデザインし、キャンプⅢでIMS実装を行うのが基本的な流れです。すぐに組織の現状分析を行い、改善点を見つけたいという場合は、キャンプⅠから開始することも可能です。

IMSAP の全体像


02|IMP 能力開発プログラム
IMP Capability Development Program

イノベーション・マネジメントプロフェッショナル(IMP)とは、組織において、国際標準(ISO56000シリーズ)に基づいたけるイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の導入創出と運活用を体系的に推進リードする下記のような専門家です。

  • 持続的な価値創出の設計者:単発のアイデア出しで終わらせず、変化の激しい環境下で価値を生み出し続ける「仕組み(システム)」を構築する
  • 戦略と実行の橋渡し役:個別のプロジェクト管理にとどまらず、組織の経営戦略とイノベーション活動を密接に結びつけ、リソース配分やポートフォリオ管理を最適化する
  • 挑戦を支える文化の醸成者:試行錯誤を奨励し、失敗から学ぶプロセスを標準化することで、心理的安全性の高い「イノベーション文化」を組織全体に根付かせる
  • 組織変革のカタリスト:個人のスキルを組織全体の「実行力」へと変換し、既存事業の深化と新規事業の探索を両立させる(両利きの経営)、変革の原動力となる

「イノベーションが偶然ではなく、必然として起こる組織」。その実現の傍らには、常に体系的な知識と実践力を備えたIMPの存在があります。

上図は、IMPの成長ステップと認証体系を示しています。JINのIMP能力開発プログラムは、ISO56000シリーズに基づき、イノベーションを体系的かつ持続的に推進する実践型学習プログラムであるスウェーデンAmplify社のSIM(Systematic Innovation Management)を活用しながら、4日間(各3~4時間)の講義とワークショップで学びを深め、次世代の経営を担うプロフェッショナルとして、組織課題に応用可能なスキルを習得し、成果創出と変革を目指します。

JINのIMP能力開発プログラムの提供価値

  1. IMPに必要なIMSの知識とイノベーション活動の知識双方の理解
  2. IMPとして求められるIMS活動の全体像の理解
  3. IMS浸透活動のステップと実践方法の理解

学習するモジュール


03|SDGs Holistic Innovation Platform (SHIP)

JIN と国連開発計画(UNDP)が2016 年に⽴ち上げたオープンイノベーション・プラットフォームです(2023年4月からJIN単独運営)。SDGsをイノベーションの目的として捉え、日本企業の技術・ノウハウを活かして、SDGsの達成をめざしています。

SHIPエコシステムを形成しながら、SDGs に関連する課題を深掘りし、それを解決するビジネスモデルの構築や実証プロジェクトの支援を実施しています。


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