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JINイノベーション便り

[2020/9/10号] 第4回「JINオープン・イノベーション対話シリーズ」でパーソルホールディングスの取組みをご紹介頂きました

JINでは大企業にてイノベーション活動に取り組む方々との対話を続け、気づきと実践の機会を提供するため、「JINオープン・イノベーション対話シリーズ」(無料・全編オンライン・毎月第一金曜日の朝10:00~)を定期開催しています。

9月4日(金)の第4回は、パーソルホールディングス社の取締役副社長の高橋広敏氏をお招きしました。タイトルは「パーソルホールディングスの二階建て経営への取り組み〜経営者として何に拘ってきたのか〜」です。高橋氏は、同社の二階建て部分であるパーソルイノベーション株式会社の代表取締役社長も兼務されており、同グループのイノベーション創出のための経営環境の整備や、スタートアップへの投資含む具体的な取り組みを推進されています。高橋様からは、「2階建てイノベーション経営」においては、「2割成功で良し、早く良い失敗することが重要」や「コンセンサス、人材登用、予算確保の継続支援の重要性」といった貴重な実践談を伺いました。西口や松本常務理事を交え、200名近い参加者の皆さまと、当日議論された内容の一部を以下にご紹介します。

「既存事業のように成功体験ばかりではないイノベーション活動を継続していくにあたり、『いい失敗・わるい失敗』の判断基準はどこに置いているか。また、『いい失敗』を増やすための具体的な方策は?」
「既存事業とイノベーション経営の両軸を回す『2階建てイノベーション経営』を行うにあたり、イノベーション事業を担う人材をグループ内から見出すためには、どのように理解を浸透させ、コンセンサスを得ていったのか?」
「イノベーション活動は、本社だけでなくグループ全体で集約してゆくべきか?」

どれも第一線に立つ経営者からの実践的な内容で、イノベーションの実践者や支援者が常に直面する課題でもあります。

イノベーション経営を加速するために、ISO 56002(IMS:イノベーション・マネジメントシステム)に基づいた貴社IMSのグランドデザインを行うIMSAPキャンプなど多様なイノベーション加速支援プログラムを用意しております。ご活用をご検討ください。

以下今後の三つのイベントのお知らせです。

第5回の対話シリーズは10月2日(金)10:00-11:00に、JR西日本鉄道本部 野々村一志氏(イノベーション本部次長・オープンイノベーション室長・データソリューション室長・うめきた担当部長)をお招きしています。詳細はこちらです。

9月15・16日には、「Japan SDGs Innovation Challenge for UNDP Accelerator Labs 日本企業様向け概要説明ウェビナー」を行います。内閣府からの拠出金を受けて、UNDP(国連開発計画)が日本企業を対象としたイノベーション チャレンジを行いますので、その概要説明会です。
第1回:2020年9月15日(火)12:00-13:00、第2回:2020年9月16日(水)18:00-19:00
※第1回と第2回の内容は同一・無料
詳細はSHIPホームページをご覧下さい。

ISO56002規格化から1年。10月14日には、「第2回 JINイノベーション・マネジメントシステムサミット-今、日本はどう変わるべきか-」を日本・欧州・米国からVIPや有識者をお招きして開催し、既存組織からイノベーションを起こす観点で、多面的に自由な意見交換を行います。
日時:2020年10月14日(水)17:00-22:00 Zoomウェビナー
お申し込みはこちら(参加費:無料)